中央通り周辺は、時代の変化に伴い様変わりした土地ですが、散策するうえで、非常に歴史的に面白みのある土地の変化(埋め立てによる湖の変化)や、曳山の山(神輿)の歴史的文化が現在まで継承されている土地柄であることが分かりました。
このような貴重な歴史的、地理的な資産に、国内外の来訪者に接してもらい、歴史的学習とともに観光として、この大津の良さを感じて頂ける散策マップを作ってみました。
今後の展望としては、日常的にもその歴史的な資源を来訪者に情報提供し、異空間で実感してもらうために、AR技術を使ったスマートフォン、タブレット端末等のダウンロードアプリケーションを開発・提供し、13ある「“山(神輿)”の3次元画像」や、米商売で日常的に使っていた埋め立て前の「“水路”、“河川”、“琵琶湖”の3次元画像」を提供し、リアルにその歴史を体感できるサービススポットマップへと発展していければ、来訪者「のおもてなし」もしっかりできると考えています。