①線路から琵琶湖岸までは埋め立てられていた!
ピンク点線より琵琶湖側は埋め立てられている。その痕跡が京阪電車
線路脇の石積みで確認できる。この石積みが昔の湖岸である。
②大津駅前の直線道路の一部は鉄橋だった!
大津の地形は高低差があって、琵琶湖から京町3丁目までしか道がなく、
昔は大津駅に行く道は寺町通りか県庁側からしかなく、そのほかは階段
が設置されていた。現在もその痕跡が残っている。
③華階寺のイチョウに伝わる教え!
直線道路が出来るまでは、イチョウのある場所は華階寺の境内であった。
しかし、都市計画によって道路建設が行われることによって華階寺の敷地
が下がることになり、イチョウは残された。伐採の話もあったが、伐採工
事に関わった工事関係者が急死するということが続いたため、その後はた
たりを恐れてか、“伐採”という言葉は誰からも出てこないようだ。
現在は大津市指定天然記念物として管理されている。